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年末のご挨拶
正月用のオブジェを手作りします!! その⑥ 完結編~
こんにちは。
2023年も残り数日となりました。
今年はどんな一年だったでしょうか。
大津病院では、今年最後の大仕事として「正月用のオブジェ」の製作に取り組んでいます。
これまで、ブログその①からその⑤まで、その製作過程をお伝えしてきました。
ついに… ついに… 完成しました!!!
今回のオブジェのテーマは「豪華でありながら、かつ、気品漂う優雅さもあり」。
仕事の合間にコツコツと、すばらしい作品ができあがりましたよ。
それでは、最後の製作過程をご紹介いたします!
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さあ、今回は飾り棚の土台として、高さ2メートルをこえる合板を使っていきます。
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この合板を塗装し、上の半分に金箔和紙を貼ります。
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下の半分には雲海柄の金蘭和紙を貼りつけ、その境界部分は和柄のプリント布でまとめていきます。
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続いて、同じ合板をもう一枚作り、2枚の板を直角になるように連結します。
そこに底板を取りつけます。
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裏側にも木目調のシートを貼りつけ、どこから見てもきれいにします。
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ブログその①で、一番最初に作った格子となる部分を取りつけます。
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次に棚板をネジで取りつけます。
この棚板は使わない時にはたたんでスッキリとさせることもでき、飾り棚として使うときは起こせるよう、可動式になっているんですよ。
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こういった細かい気遣いが、長く使えるポイントにもなっています!
当院のネームプレートも木材で作りました。
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今まで作った「羽子板」や飾りを、バランスを見ながら置いていき…
ついに完成です!
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本当に、ひとつひとつの作業が丁寧であり、手作りの良さを感じるすばらしいオブジェができあがりました。
ぜひ皆さんにご覧いただき、また、大津病院を彩る飾り棚として、今後もたくさん使いたいと思います。
遠山さん、本当にありがとうございます!
長かった製作ブログもこれで終了です。本日もお読みいただきありがとうございました。
総務課 一丸
正月用のオブジェを手作りします!!その⑤
こんにちは。
クリスマスも過ぎて、今年も残すところあと一週間を切りました。
来年を迎えるにあたり、今大津病院では「正月のオブジェ」材料から手作業で製作しています。
初めての方は、ブログ「正月用のオブジェを手作りします!!」その①からご覧くださいね。
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さて、本日はオブジェの製作者である当院の職員をご紹介いたします。
これまでのブログにもチラッとチラリと写真に写っていたあの人ですよ。
その職員とは、総務課営繕業務に従事されている遠山さんです!
今回のオブジェは木材の選定から細かな飾りのひとつひとつまで、遠山さんがすべて製作されています。
持ち前のセンスの良さと手先の器用さが、本当にすばらしいです。
日頃の仕事に対しても丁寧かつ迅速に最善をつくす熱血タイプであり、いつも尊敬しています。
今回の製作について遠山さんにインタビューをしてみました。
---------遠山さんからのコメント----------
みなさん初めまして。大津病院総務課営繕担当の遠山です。
この度、病院玄関に飾る「正月用のオブジェ」の製作を提案し、病院にはご快諾いただき感謝しております。
今回のオブジェは、来院される患者さんやそのご家族の方に、和むようなひとときをもっていただきたいという思いで考えました。
「病院」と聞くと、人によってはあまり良い印象を持たれない方もいらっしゃると思います。
お医者さんや看護師さんなどの医療従事者の方がしっかりと患者さんを診る一方で、来院された方がちょっと嬉しくなるような、しんどい中でもちょっと心安らぐような気持になっていただけたらという思いで今回このオブジェを作らせていただきました。
また、最初に作った飾り棚はお正月の時だけでなく、今後も季節を感じていただけるような飾り棚として長く使える仕様に工夫しました。
ぜひ皆さん、ご来院の際に玄関前をご覧くださいね!
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大津病院にはこのような素敵な職員がたくさんいます♪
さあ、いよいよ次回はオブジェの完成ですよ~!
どんな仕上がりになったのか⁉
私も楽しみで仕方ありません!
次回のブログもお楽しみに♪
総務課 一丸
正月用のオブジェを手作りします!!その④
こんにちは。
急に寒くなり、師走の風を感じます。皆さん風邪などひかぬよう、お気をつけくださいね。
さて、大津病院では「正月用のオブジェ」が順調に進んでいます。
初めての方は、ブログ「正月用のオブジェを手作りします!!」その①からご覧くださいね。
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今回はいよいよ、メインの飾りとなる「羽子板」の装飾をおこないます。
ブログその②で製作した、大と小の羽子板。これをあでやかに飾っていきます!
まずは大きい方の羽子板から。
なんと長さ60㎝を超える特大サイズなんですよ。
その中央に取り付ける花を加工していきます。
ここは一番重要な部分でもあるので気合も入ります!!
真紅の房に造花をつけていきます。
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軽やかな手さばきで、羽子板の中央部分の飾りが完成!
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続いて、羽子板本体部分に入ります。
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この金襴友禅柄の布地は本物の着物帯なんですよ。
紙と違う重厚な趣を感じます。
ぜひ皆さんに直接ご覧いただきたいところです。
羽子板裏面には赤色のフェルト生地をはりつけていきます。
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大きい羽子板が完成しました!
同じく小さい方の羽子板も飾っていきますよ。
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羽子板持ち手の部分には縄を結び、細かいところもこだわっています。
作り手のセンスが光るところですね。
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小さい方の羽子板も完成です!
オブジェの出来上がりまでもう少しです。
年明けに皆さんをお迎えし、喜んでいただけるよう頑張ってまいります。
完成までお楽しみに♪
総務課 一丸